世界一の歓楽街、夜の歌舞伎町を毎夜徘徊している夜の銀狐ことボスが率いる怪しい集合体・ 昭和の場末の歌酒場やショーパブやディスコのようなエンターテイメント性のあるライヴが特徴。
なお、この集合体ではライヴのことを宴（うたげ）と云う。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なや踊らにゃ損損をモットーに踊りながら歌い、歌いながら踊るジェネリックえんじぇるの美しいお嬢様方をフロントに置き、お客様も一緒に踊れるような簡単な振り付けを基本とし、会場一体型のライヴ（宴）を展開。
例えるならば、ピンクレディとハードロックバンドが合体したと想像していただければこれ幸い。
バンド隊は至ってシンプルなスリーピースではあるが、演歌、歌謡曲、ポップス、サンバ、ボサノバ、ジャズ、フュージョン、ハードロック、ヘヴィロックなどなど何でもござれ。
お客様に楽しんでいただくためなら、手段を選ばぬ無節操が売りの集合体。

なお、アメリカのロックバンド、KISSの日本初来日のときの武道館ライヴ映像を某テレビ局のヤングミュージックショーという番組で観て、とんでもない衝撃を受けた当時の少年がボスである。
そしてKISSのエンターテイメント性抜群のパフォーマンスがCOTTON倶楽部の根底にあるということは言うまでもない。
そもそもなぜゆえ新宿COTTON倶楽部か？
いわゆるバンド名の由来であるが、この集合体のリーダーが生粋の新宿っ子であり、歌舞伎町でブイブイ言わせてた学生時代にコットンと呼ばれていたので、そこに安易に集合体ということで倶楽部とつけ、新宿COTTON倶楽部が誕生したのである。
なのでこのネーミングには半世紀以上の歴史があるのだ。
地球侵略、世界征服のために結成されたショッカーにも負けない地獄の軍団なのである。